《MUMEI》
震える心
イズミと話し込んでたんだ、

それは、嘘とは言わなーよ、

うん、……私もだけど、ユズネもだよね?

……そうだよ、犯されたって、快楽を知ってる身体なら濡れるさ

自己嫌悪だったんだ、好きでもない男に身体使われて、感じてる自分が…
ユズネ、そんなに匂うの?

俺は大好きな匂いだけどね

良かったね、ユズネ、輪姦されたとき、
舐めまわされなくて

女はそっちなんだな?

犯されるんだもん、オモチャにされるし、中に出されるって、思うわよ
惨めだけど、抵抗はするわ、感じない、好き勝手させないって…

拳で殴りやがったんだ……
フェラを拒むユズネをさ

私は、しちゃったよ、売れるためって、
アナル舐めまでしたわ……臭かったなぁ

自分で選んだんだろ?

うん……ねぇ、わかってあげてね
ケンスケは違うかもしれないけど、女はレイプ……

ユズネのプライドも守って見せるさ

……うん、ケンスケなら、大丈夫よね

そんな話をしてるときメールの着信があったんだ

朝6時だった……ユズネからだ

迎えに来て、と、短いメール

眠いはずなのに、やたら頭が冴えてた

……なにも、しなかったね

そうだな、でも、たくさん話せたな

うん、男性の本音も聞けたし、
女の秘密も話しちゃったわね…

送るよ

うん…

イズミを連れ、家を出たんだ
そして、エレベーターに乗り、マサカズの部屋まで連れていったんだ



前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫