|
《MUMEI》 喧嘩にならないのが、わかるわね ケンスケは、女を理解してるんだ、 とくに、ユズネの事をね イズミ、頭と気持ちは別よ 飲んだんだもん、他の男の精子を体内に入れたんだもん 償わなきゃならないわ、わたし 図々しく、言うとね、絶対離れない、 邪魔なら殺してって、感じかしらね 離さないでしょ、ユズネを うん、それも、今は確信持てたわ そうよね………凄いわ、本当に… ケンスケ、母と姉が良いと言ったら、抱いてあげて けど、妊娠はさせないでね ユズネがとんでもないことを言ったんだ 一番仲良く居られる姿かもしれないわよ、 ケンスケに任せるね、 ………嫉妬はさせてね…… 言葉が出なかった イズミ、どうぞ、マサカズと喧嘩続けて、 私はもう、満足よ ケンスケの愛が、痛いけど、嫉妬に変えてくれるもんね？ んだょ……メチャクチャにするぞ うん、縛ってもいいよ、 ハメ撮りしともいいよ、 何しても、いいよ、ケンスケの性癖に付き合えるよ、 何されても感じると思う…… いちゃつかないでよ、 マサカズ、もう、立たないんだから、 出しすぎよ！ ユズネにそんな風に迫られたら、ムリだろ？ ケンスケは、しなかったじゃない 全裸で抱いてって言ったのに… 抱いてって言ったの？ ……シャワー借りて、綺麗に洗ったわ、 ケンスケ、勃起してたよ けど、してくれなかったわ… 私が居なかったからかな？ そうかもね、それに、するならマサカズの、見てる前でって…… そう……… マサカズ、何か言いなさいよ ………イズミ、今は、なにも言えないんだ 悪い気持ちもあった 興奮もしたよ 醜い心もあったさ でもね、なんだかんだ言っても、ユズネが幸せならそれでいいんだ 俺は、イズミと生きてくんだ だから、背負うことに決めたんだ 今は、それしか言えない そう話したマサカズは、 何だろう、強い意思を感じたけど…… 喧嘩売ったのに、買ってくれなかったね、マサカズ うん、喧嘩にしたくなかったから そっかぁ、なら、それでいいわ 初めてね、喧嘩を受け流したの…… うん………それが僕の、決めたことだから 恐いわ………私を愛してる？ 証明するよ なに？ 抱きたいんだ たくさん出したでしょ？ 関係ないよ あ、マサカズ イズミは、俺の大切な妻だ いつだって、抱けるんだ…… 抱けない時なんか、無いんだ 、 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |