《MUMEI》
始まり
「ふぁ、眠いー」

朝起きた凉雅。

いつものように学校へ向かう。

「みんな、おはよう。」

「え?」みんなが挨拶を返してくれない

「何ふざけてんだよ、みんな。」

静まる教室…。

一人立ち上がる、うつ向いていて顔は見えな、だれだ?あれは…『俺だ』。

「何で俺がもう一人いる?」

「お前は何だ!」

「俺は…もう一人の君だ」

「ここは何処なんだ…何処なんだよ」

「ここは平行世界、君が住んでる世界じゃない、もう一つの世界。」

もう一人の凉雅、もう一人の自分。

「俺は、何故ここにいる?」

「それは、君が、心の中で、いつもの生活が嫌になっていたからだろう。」

「そんなこと思って…」

凉雅が下に腰を下ろす。

「今日は俺の家に泊まれ。」

「あぁ、そうするよ。」

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