《MUMEI》

自慢じゃないけど、私は妙に空気が読める。










こうすれば浮かない、これが普通だって、判断はできる。







でもその答えは、いつも私のしたいことの反対側にあることだったから、読んだことはない。











今も、そうだった。












世界一の漫画家。











私の、三才からの唯ひとつの将来の夢。









それでこれだよ。やんなるね。





女子みんなが私に言ってる。










お前、なんでいるんだよ・って。

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