《MUMEI》
国語の感動
女「だから、なんでそんなネガティブに考えるのって!」
理「別にいいだろ!?この世の全ての人間が『理科なんて消えろ』って思ってるんだよ!」
国「(あれは・・・理科くんと・・・美術部の方ですかね?何を言い争っているんでしょう・・・)」
女「思ってない人間がここにいるの!」
理「嘘つけ!心の中では思ってるくせに!」
女「はぁぁぁ・・・本当鈍感だよねぇ。そんなんだからふられるんだよ。」
理「な・・・!か、関係ないだろ!?」
女「本当に好きだったの?あの子のこと。」
理「す、好きだったよ・・・」
女「じゃあなんでデートしなかったのさ。」
理「や、それは俺みたいなのと一緒に歩いてるところなんか見られたらあの子まで変におm・・・」
女「『ロミジュリ』を読み返せぇ!」
理「は?やだし。あれなんかドロドロの昼ドラみたいじゃん。」
女「シェイクス●アを馬鹿にするなぁ!いい!?『ロミジュリ』は純愛の頂点で、互いに愛しa・・・」
理「あーうるさい。ならこうしよう。次のテストの順位、あんたが上だったら読み返してやるよ。」
女「ふ・・・言ったな・・・まだ一回も勝ったことないくせに。」
理「そっちこそ、アオア●ラ倒せてないくせに。」
女「アオア●ラは倒しましたー。」
理「な・・・いつの間に!」
女「ふふふ♪次の通信プレイ、楽しみにしててよ!」
理「けどHR2だろ?」
女「ぐ・・・」
国「(なんだかんだいって、仲がいいんですね。・・・僕もあの方と仲良くなりたいです・・・読書の趣味も合いそうですし・・・なにより、あんなに綺麗な三つ編みは珍しい!まさに文学少女です!)」

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