《MUMEI》 過去と未来「でも、今は一部の人にしか使えない術だから………」 カルマが戸惑う。 「我らはデーモン族を歓迎しよう。」 「なら、僕の願いはデーモン族の呪いを解いて。」 『聞き届けたり。』 「鬼の村の再興。」 ミツキが静かに言う。ミツキの故郷の村は廃れてしまったらしい。 『聞き届けたり。』 「じゃあ、俺は世界がデーモン族を受け入れるように。」 『聞き届けたり。では……また……次の世で………………』 石は砕け散って空に消えた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |