《MUMEI》
はらはら〜夏樹の視点〜
「夏樹〜
おい!夏樹起きろ!」

何処と無く聞いたことある声が
聞こえた

「ぅん〜
な〜に?」

「ぅん〜な〜に?
じゃないだろ!

もう朝だ
起きろ!

それか
そんな甘い声だして
俺のこと誘ってんの?

襲っちゃうよww」

//////////////

なんつ〜ことを
真広はいってんだ!

だけど

このまま
とぼけて

襲われても
悪い気はしない

ちょっと
ノってみるか

「真広〜
ちゅっ!
ちゅうして!」

真広は
少し動揺していた

それから少し考えてから
俺に唇を重ねた

「夏樹〜
ホントに俺なんかで
いいの?」

真広は少し意外な
質問をした

「うん
真広のこと好き」

俺は答えた

「そう
じゃあ今日は
学校休んでね」

「へぇ?」

最初なんのことを
言っているのか
わからなかったが
瞬時に理解した
そして
頬が赤み帯びた


ちゅっ

「!?」

「あ〜
夏樹〜
可愛いよ」

「ちょっまっ!」

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