《MUMEI》

マサカズが下半身を丸出しにした、
勃起したぺニスをユズネに見せるように……

ユズネがじっとマサカズを見てた

わかってるよ、妊娠が恐いんだよね、
その恐れがあるようなことはしないよ

下着見せてって言っただけよね?

ガキじゃないんだからわかるだろ?
ユズネは今、僕のテリトリーに居るんだよ、
どういう意味かわかるかい?

なによ……意味って、

力じゃ男に勝てないんだよ、
そう言う場所にいるってことだよね?

……そうね、でも、無理矢理したりしない人だと思ってるけどね

うん、僕はね、けど、たの男はどうだろうね?

さやかの旦那のこと?

うん、ケンスケは、合わせすぎて見失ったんだよ、
ユズネ、君が考えろといったからだよ

何のことよ?、はっきり言ってよ

タバコを止めてるだろ?
婦人科に通ってるだろ?
子作りの準備だよね?

……それが、なに?

ケンスケは、そう言う生活とエロが結び付かないんだよ
ユズネがは準備してるのに、四人でのやらしいことを求めてる
けど、ケンスケは、それを一致させられなくて……

さやかの件でじゃないの?
自分の子供だったかも知れないから、だから悩んで…

ないね!、ケンスケはさやかに何の想いも未練もないもん、
食ったらそれで終わりの女だからね、

なんで、マサカズがわかるのよ、
ケンスケが言ったの?

細かくは聞かないよ、暗黙の了解もあるしね 、全てを言葉になんかしないよ

私よりわかるって言うの?!

反論してみてよ、僕が話すことに

話してみなさいよ!

人妻のさやか、旦那さんが居るのに股を開いて自由にされてる
濡れてる、感じてる、フェラも本気でしてる、
そして、生で入れても、嫌がらず、中出しまで良いと言った女
だから、何度か抱いて、欲望を満たしたら飽きたんだよ
そんな、飽きた女の旦那に、何でユズネが触られなきゃならないんだ?
僕だったら怒り狂ってるかもしれないよ
ケンスケが大切にしてるのに……バカだよ、ユズネ…

私はただ……

聞いて!、ユズネ……
ケンスケだってわかってるんだよ、だからユズネを責めたくなかった
ましてや、自分のした事でユズネが…
けど、苦しいほど嫌だったんだよね、ケンスケは

……うん、それはわかったよ
あんなケンスケ見たくない……

僕も見たくなかったよ
ケンスケは、ユズネの意思を尊重したいんだ、だから、合わせようとしてるんだ、

嬉しいよ、けど……

うん、合わせたいよね、ケンスケに
ケンスケワールドに引き込まれてたいよね

うん……

一番の原因はそれだと思うんだ、
僕たちの良識や見解で、ケンスケを縛ったら……変えようよ、先ずはそこから、

マサカズ………そっかぁ、
………うん、そうだよね、優しくてものわかりの良いケンスケなんて、ちょっとね

本当の優しさを持ってるんだから、
表面的なのなんて、要らないじゃん

うん、そうだよね……



前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫