《MUMEI》

抱かれて、くれるのかい?

……とっくに、そのつもりだったよ
言えなかったんだ……ケンスケに
イズミが羨ましかった……あっけらかんと、他の男としたいって話せるイズミが

僕は、Mだから、ケンスケに抱かれるイズミを見て、興奮しちゃうからさ

ケンスケは、ちがうかなぁ

……間違いなく、嫉妬心に火がつくよ、

お尻、知られちゃったものね……ねぇ、どうして、ケンスケの見て前を選ばなかったの?
嫉妬させるなら……その方が…

ケンスケも、ユズネと同じなんだよ、
嫌われたくないし、恐いんだよ

………だから、私に合わせようとしてたのかなぁ?

それもあると思うんだ
でもね……

なぁに?……

全ての責任を取るよ、だから、僕に任せてくれないかな?

…………うん

ありがとう、信用してくれて、
ねぇ、ユズネ、ひとつ教えて欲しいんだ

なに?

ユズネは、僕とどんなセックスを想像してたの?

………ケンスケご見て泣いとこなんて、考えてなかったかな…

今は、楽しませてよ

………欲しかったのよね?、私のお尻

うん、欲しかったよ

どう?

震えるほど、興奮してるよ

ピクピクしてるね、射精が近いの?

もう、限界越してるよ

……私も、楽しませて

ユズネが身体を起こしたんだ
繋がったまま、マサカズの上になるように

見える?、お尻に入ってるわよ

う、うん、見えるよ、

オナニー、見る?

ユ、ユズネ、うっ……

あ、スゴい、膨らんでるわ

あうっ、も、もう、ダメだ

ダメよ…まだ……

ユズネ、で、出ちゃうよ

言わせたいんでしょ?
ケンスケ、ごめんなさい、マサカズのぺニス、受け入れちゃったわ、
気持ちいい……硬いぺニス

あうっ、うっ、ユズネ、ああっ

ほら、味わって、もう、出来ないかもしれないわよ、最初で最後かも知れないのよ……

あうっ、うっ、締め付けないでぇ

あ………変態ね……こんな穴に入れたがって

あううっ……

ユズネがユックリ、腰を動かしてた、
マサカズの上で
自らの指を、膣に入れながら

ううっ、やらしい、やらしいよ、ユズネ、
本当の君なんだね、それが本当のユズネなんだね

アナルなら………いいの、ケンスケだけ、
私が許したのは、ケンスケだけなのよ、
でも、使わせてあげる、マサカズに
赤ちゃん、できないもの、こっちの穴ならね

それが、君のラインなんだね

うん、言えなかったんだ
ケンスケ、わたしね、淫乱なの、
でもね、相手が素敵な人じゃないと、燃えないの………
マサカズなら、いいよね、ケンスケ…
あっ、スゴい、こんなに濡れてる、わたし……

ぁあ、ユズネ、キスしたいよ
キスしながら、君の中にぃ!

マサカズが起き上がり、ユズネを押し倒したんだ

唇を求めてた

ユズネの脚の間で、マサカズの尻が激しく動いてた

そして、唸るように打ち付けて、

そして…………動きが止まったんだ

掴んでた、イズミの腕を引きよせた
そして、イズミの尻を鷲掴みしたんだ

やられちまったな……ユズネ

呟いた俺に

………ケンスケ

俺の名を、呼んだイズミの声が、
震えてたんだ



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