|
《MUMEI》 女が居たんですね？ 帰宅しない日が続いたのは、そう言うことだったんですね 突然、そんなことを言い出した美希 居なかったぜ、別れてからだ こう見えて、真面目だったんだよ ……ずっと、セックスを、してなかったとおっしゃるのですか？ お前はしてたろ？ 呼び出されてほいほい股開いてよ ………一生、あの人の女と、決めてましたから 他人の子供を育てさせられたんだもんなぁ 笑うしかねーよな ………愛奈は、なついてました 出産にも立ち会ったもんな…… へその緒を、俺が切ったんだ そりゃぁなつくだろうよ、 私は……とんでもないことをしたんですね 自分の意思でしたことなら後悔することはねーよ 貫けよ、 自由の対価は責任だ お前の娘だろ？ 育て上げろよな …………恨んでますよね？ 不思議とそうでもねー ただ、お前のバカさ加減に呆れてはいるな この期に及んで、まだ、見栄か？ …………どうしたら、満足ですか？ そうだなぁ、奴隷になれよ 心底奴隷になれ、 そしたら、満足だな 復讐ですか？ だからよ、恨みはねーんだよ 俺が間抜けだったで構わねーんだ…… 今のお前に求めるものは、そうだなぁ、陵辱かな…… 確かに歳の割には綺麗だけどよ、 若い女より劣るさ 価値がいつまでもあると思ってたのか？ 新たな価値がなきゃ、俺になんの特がある？ ……………そうですよね また、黙くらかしてどうにかできると思ったのか？ いいえ………思いません 家政婦で雇えとは、どう言う意味だったんだ？ ………わりと、心地よかったんです あんな暮らしでも 不自由なかったからだろ？ 留守勝ちだったから天国だよな …………言い訳はしません 私のしたこたは、許されることではありませんから ただ、大きな力に守られてたんだなと、つくづく思いました…… ………もう一度だけ、聞く 奴隷になるか？ ……はい、奴隷にさせてください プライドを捨てれるのか？ 持ち合わせてはいません なら、その、覚悟を見せてみろ はい…… ………… 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |