《MUMEI》

なんだよ、裁判するんだろ?
無色の俺がべんごし頼んだのが不思議か?
さんざん馬鹿にしてたよなぁお医者様さんよう!

手のひらを返したように示談をと、言ってきたんだ

歩道歴があるらしく、今回は罪が重い
家宅侵入、強姦未遂
そんなもんじゃさまさねー

殺すと言ってたぜ、言葉にしたんだ
殺人未遂だ

子供のしたことですから

母親が言ったんだよね

そうだね、親が責任を取らなくちゃね
まずは、どうしょうもないガキを更正させるため、処罰してもらおう
普通だろ?

話は平行線だったんだ

無用心だから、美希の家に泊まり込んでた

リビングで寝泊まりしてたんだけどさ

夜中に美希が、来て、やったりしてたんだよね

愛奈、気づいてるかもな

娘が居るのに肛門までさせてたよ、美希

そして、本格的な裁判に向けて、
一度帰宅したんだ

そのとき、俺の住む汚い家に異変があったんだよね

掃除されてたんだ

まさか?………レイが来たのか?

………

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫