《MUMEI》

眞鍋が、佐藤にやられてた

マジ臭うな、けどよ惚れてたんだよね、
うっ、たまんねぇ

舐めてねーで早く入れろよ

へへっ、初めてなんだ
ここか?

もっと下だよ、下

ここかな、うっ、は、入った、うっうおっ!

なんだよ出しちまったのか?

嫌、嫌、中に出さないでぇ!

へへっ、出ちまったよ

辺りを見渡した、浜崎の姿がない

誰を探してんのかな?

この男、俺に頭をかち割られた男だ

ってことは、もう一人仲間が居るはずだよな?……

さて、上はどうなってっかな
見に行こうぜ

来いよ、田宮、矢島と浜崎も居るぜ

上?、エレベーターは6階までしかボタンが無かったよなぁ

俺はこいつらを縛ってから行くよ、先にショーを楽しんでろよ、
あーあ、タップリ出されたなぁ、孕んだんじゃねーか?

眞鍋が泣いてた
でも、眞鍋は意識がある、あの女は

生きてるよな、動いてっから、けど、
尋常じゃなく、見えたんだ

来いよ、おら

背中をどつかれた、山田に

階段で屋上へ

寒いな、風が強い

田宮?!、なんで来たのよ!

浜崎と矢島だ

男が一人倒れてた
なんで倒れてんだ、コイツ

しかし、強えー女だな
情けねー、女にのされるとはよ

ぐっ、玉が

なんだよ、ナイフ取られたのか?

この女、マジ強えーんだよ、なんか変な技使いやがってよ

逃げ道はねーんだよ、さてと、お前らのヒーローをボコルとするかな
その後で、たっぷり可愛がってやるぜ、その女達をよ

田宮、逆らうなよ、下の女達、まじ殺すぜ

山田、なんでお前が?!

けっ、ウゼーんだよ!
助けてくれなかったろ?!
仲間にならなきゃやられちまうんだよ!
それにさ、女に不自由させねーって、約束してくれたんだ

そうそう、田宮、お前は俺らを見捨てたんだよなぁ?
裏番のくせによ!

裏番?、知るか!
何が助けてだ、自分のケツは自分で吹け!
逆恨みなんかしやがって、情けねー
人を簡単に殺せるもんか、暴れさせてもらうぜ

そうか、暴れてみろよ

階段室から出てきた、男が言ったんだ

何か手に持ってた

こっちに向けてる

その瞬間、俺の足が勝手に動いたんだよね

あぐっ!

どした?、暴れろよ
音は静かだぜ、空気銃だからよ、ま、ちと改造してっけどな

や、止めろ!

浜崎たちに向けてたんだ

ほう、かばうのか、男だねぇ

立ちはだかったんだ、けど、足が熱かった
なんか、流れてる感触がしてる

考えたくねーけど、たぶん、血だな



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