《MUMEI》

翔太だけが現実を見てたんだね
新聞配達も、だから進んでしてたのよね

そうね、母さん、楽な道ばかり探してたわ

仕方ないよ、パート言ってもいじめられるでしょ?

そうね、

セクハラとかもあった?

あったわよ

お母さん、綺麗だもんね、スタイルも良いし

そんなことないわ、もう歳だもの

母さんと姉貴の会話なんだけどさ

俺の目の前で服を脱いで、下着も堂々と

下の毛が、丸見えでさ

ほら、翔太、寒いからお風呂入ろう、
洗ってあげるね

姉貴が俺を脱がそうとしてきたんだ

い、いいよ、自分で脱ぐよ

姉貴のおっぱいが揺れてた、
裸のおっぱいが

勃起してるの隠さなくていいわよ、

あ、姉貴、止めろって

後ずさりしたんだ

翔太

か、母さん!

母さんの指が俺の下着に掛かったんだ

あら、立派ね、でも皮被ってるわ
自分でするとき、剥く癖つけなさいね
こうして、剥くのよ

母さん!

息子のペニスよ、オムツ替えて来たんだもの、なんてことないわ

さ、触られた、立ってる俺のを、母さんに

体を隠そうともしない、母さんと姉貴
母さんの下腹部に、手術の跡が見えてた

俺の視線を感じ取った母さんが

生きてられたんですもの
貴方達と生きられるんですもの
こんなの、なんてことないわ

母さんが、俺と姉貴を抱きしめたんだ

暖かい気持ちになる
だけど、勃起してる

現実を見詰めて、1から始めてきましょうね

そう、母さんが言ったんだけど

乳首黒いよなぁ
下の毛も、ボサボサってか、濃いよなぁって

俺、スケベすぎなのかも



前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫