《MUMEI》
牢獄
屋敷の中に案内されたよ、丁重にね

真田の手下のようね、
生憎だったわね、こちらの人間の方が多いのよ、優子もマヌケね
白状なさい、そうすれば、痛い目にあわなくてよ

逃げようと思えば逃げれそうでもあるけど
アユミを、連れては難しいかな

答える気はないようね、
アユミと一緒に監禁しといて

はい、奥様
大人しく来てください
また、丁重に案内されるんだなぁ

それ、本物だよね?
手に持ってるの……

スライド式の拳銃
改造拳銃より、威力あるんだろうなぁ

まいったね、命懸けかよ

地下に向かう階段
なんだ、この部屋は?!

大人しくしてることです、
子供が関わる事では有りません、
出来れば撃ちたくないですが、貴方はお強いので、遠慮なく、引き金を引きますよ

初老の紳士、あの運転手は拳銃を俺に向けて言うんだよね

何が特殊業務だよ、
訳わかんねーよ
取り敢えず、まだ、生きてるけどよ

撃たれたら、死ぬのかな?

鉄格子の中にアユミが居た
一瞬こっちを見たけど、
携帯電話を何度も通話しようと弄ってた

地下に牢屋がある家ってなんなんだ?

俺も中に入れられたんだ

俺も携帯電話を見たんだけどね
圏外か……たぶん、電波を通じなくさせる何かがあるんだろうなぁ

参ったね、

コンクリートの壁

裸電球

かなり、ピンチかな

ねぇ、携帯貸してよ

俺のも通じねーよ

どうしてよ?!

何怒ってんだ?

アンタのせいよ!

知るかよ、

なによ!、無責任ね!


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