《MUMEI》
友達関係”私” 5
-彩夏・春サイド-

反省会が終わり、私達は教室へと戻る

「ねぇ彩、さっきの何だったんだろうね…」

「えっ…?う、うん…」

「どしたの?何か元気無いけど。」

「ううん。何でも無いよ?」

「そう…彩がそう言うなら良いんだけど…。」

(彩、本当に大丈夫かな…?)


‐埜乃サイド 保健室-

「んっ……」

頭がズキズキする

ここは保健室

「誰かが運んでくれたんだ…」


また…
”私”が出てしまったのね…
皆に迷惑かけちゃった…

どんな顔をして教室に戻れば良いの__?


「あら、やっと起きたのね^^」

「先生…誰が運んでくれたんですか?」

「確か、埜乃さんと同じクラスの…智香さん、だった気がするわね^^…それより教室に戻る?と言うか戻れる?」

まだ戻りたく無いな…

「…まだ、ここにいます。」

「そう…。じゃあ寝てるのよ?」

「はい。」


ここまでが”私”の人格___

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