《MUMEI》 冷静になるのに時間は掛からなかった、 眞由美って名前が出たからだ 浜崎、狙われるかもしれないって 優子さんの話を聞いて、 真田の身内同士のゴタゴタだったのは、理解した 二分してるそうだ、真田の身内が けど、あれだけの事件なのに警察が動いてないってのは 全部をいっぺんに話すの、難しいの でもね、私は全てを話した上で 貴方の力を借りたいと思ってるの お願い、信じて、使い捨てのコマじゃないわ 求めるなら寝るわ へ? 春馬が一番大切にしてる私を、好きにして構わないわ い、いや、その、それは 貴方流なんでしょ? 異性と肌を合わせると、仲良くなるのよね? し、仕事の話に戻してくださいよ 仕事仲間じゃないの 大切ななかまだと思ってるの 優子さんは、依頼主の元までアユミを届けろといったでしょ? けど、依頼主を明かさなかった だから、なんとなく、理解してたよ 疑ってかかってた、運転手もね 信じてたのは優子さんだけだったから 翔太……… だ、抱きつかないでぇ! 翔太、無事でよかった む、胸が、柔らかい胸が密着してるぅ いい匂いだなぁ、大人の、すこぶる美人さん はっ! だめだ理性、理性、理性 春馬と、腹を割って話して欲しいの ん、別に信じてないわけじゃ 何かあるわよね? 春馬に対して まぁ 信頼関係がなきゃ、 もどかしい、どうしたら全てを伝えられるんだろ? 焦ることなの? 焦ってるのは私よね 拳銃まで使うなんて、けど、それで余計に話が進んだわ でも、翔太が殺されてたらって思うと 優子さんが、泣きそうな顔をしたんだ ゆっくり話してよ うん、そのためにも、春馬とトコトン話して すがるような目で見てるよ 困ったなぁ 、 前へ |次へ |
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