《MUMEI》

「…で、君たちは祭りに参加してなかったから感染していないと言う訳か…。という参加出来なかったと。……なあ、友人は選べよ…。」

話を聞き終えたオッサンが口を開く。どことなく呆れていた。

「まぁまぁそのおかげでゾンビにならなかったんだし良かったじゃんか!ほら、タカ!自殺しそうな顔するな!」

「うぅ、素直に感謝できないよ…。」

なんとも微妙な顔をしていた。

「ほら、リンもオレに何か言うことがあるんじゃないのか?ん?」

暗に感謝を求めるオレ。

「ウルトラセクシャルハラスメント、痴漢レイプ魔、女の敵、ド変態バカ!」

はい、そんなもの彼女が言うはずありませんね。これもパターンです。

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