《MUMEI》 ラムダさんはあの時からずっと… 私の事を思いやってくれてたんだ。 「ありがとう、ラムダさん…」 そう言って私は何も考えず、 ラムダさんに抱きつく。 「…お、俺様照れちゃうな…」 ラムダはそう言って戯ける。 「…私もラムダさんが大好きなの」 私はラムダさんの胸に顔を埋めながら呟く。 こんなに幸せな時間、初めてかも…。 これは夢なのかと、何度も疑い、 ほっぺをつねってみたりした。 痛かった。 現実。 、 前へ |次へ |
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