《MUMEI》
集まった女達
あの日、眞由美と樹海で朝を迎えた日
眠かったし、頭の中はぐちゃぐちゃだったし
でも、そんなんでも、どことなく楽しくて、
生きてればお腹もすくよねって、ファミレス行って、
話のノリで遊園地に行って…

翔太、何もしなかったの?

んだょ、優子さん…

眞由美は殺されてもいいって、貴方と一緒に居たのよ?!
眞由美の気持ちもはっきり聞いたんでしょ?

なんか、聞いたの?眞由美から

聞いたわよ!

優子、もうそっとしとこうぜ

春馬?!

優子の言うこともわかるけどよ、
翔太なりに考えてんだよ
それに、聞いた話で動くと、ほら、また、勘違いをよんでさ

殴られたんだからね、俺!

だから、悪かったってぇ
すぐ、回復すんじゃんかよ

あー、ひっでぇ、人をオモチャにしやがって!

おっ、言ったな、そうだぜ、人だからな!
まぁ、なんだ、その、殴って悪かったけどよ

きゃー!

げほっ、げほっ、

突然春馬さんが優子さんのスカートを巻くって下着を下げたんだ

これで許せよ

俺、珈琲が変なとこに入っちゃって、むせちゃったよ

春馬さん、優子さんにひっぱたかれてた

あんなやらしいことしといて、きゃーかよ?

それとこれは違うのよ!

翔太もだな、さんざん弄った体だろ?

遠慮してたものねぇ、けど、私の中に出したのよ、翔太
クスッ、たってるぅ

んだよ、もう恥ずかしくないのかよ?

スイッチ入るとね、もっと見る?
翔太

ヤバイ、優子さんの瞳が妖艶に輝いてる

俺、行かなくちゃ、呼ばれてんだ、じゃぁね

また、逃げる?!

春馬さんの大切な人と出来っかよ!

もうしてるじゃない!

あれで終わりっす、甘えたくなっちゃうからさ

いいよ、甘えても

ダーメ、俺の女じゃねーもん、じゃぁね、行ってきまぁす

綾波さんに呼ばれてたんだよね
冴木も、来るらしいんだ

エレベーターの中で、勃起しちゃったモノに、
静まれよ、って言い聞かせてたんだ

エッチ、したいけどさ……
誰でもいいからやりたいって思うほどだけどさ

良くないよ、そういうの

優子さんかぁ、

確かに優子さんとって、物凄く興奮するよなぁ
あんなに綺麗で、体も素敵過ぎてさ

やっべー、おさまらないよ
小さくなれっての、ったく



前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫