|
《MUMEI》 頭の中だけ起きてたんだ、 体が回復してくるのがわかったよ 目が開けられた、 体を起こすと、スタッフが部屋に入ってきたんだ 計測器やら何やら取り付けられてたな 全てが正常値に戻ってた 念のため、風雅ベースに泊まれだってさ 冴木がいた 拒否してるみたいだな、シンクロを わかんねーよ、 過度なテストの影響らしい、 暫く中止する ………拒否してるのか？、俺が そうとしか、思えないそうだよ、 お前用にエヴァが、作ったものだ けっかを急ぎすぎたスタッフにも、責任がある 暫く、休もう 立場が悪くなるんじゃねーのか？ くだらないことを気にするな、 俺の体に何をしたんだ？ アンプルのコピーだ、 コピーと言ってもお粗末な物らしいが、 万が一の時は使えと言われてたんだ 聞いてないぜ すまない、優子さんに持たせてた 俺と酒井も持ってる 後２本しかないからよ、 テストは中止だ 命の方が大切だ 軟弱だな、俺は 夏にはエヴァ博士が来てくれる、 それまで中止だ 少し、ゆっくりしてくれ こうなる可能性、あったのか？ ………あった そっかぁ すまない、 いや、俺が悪いだけだ、 翔太 ん？ 覚醒するのが怖いか？ …………まぁね、コントロール出来なくなりそうでさ そうか、そうだよな 覚醒領域を、どうしたらコントロール出来るんだ？ エヴァから聞いてるんだろ？ ………意志、意志しかないそうだよ 意志？ ………つまらんことを気にすんなよ 俺の仕事だ、 とにかく、休め、決定だ 、 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |