《MUMEI》
エルフの森
数10分後。



「はい。着きましたよ。えっと。エルフの村ですね」






村と言うよりは森って感じだ。

だけど凄く幻想的だ。





「わぁ。綺麗な所ね!」



沙羅はどうも落ち着きがない。




一方、瑠菜は凄く落ち着いている。





「よし。まず、誰かに話しかけて見ましょう?」




と言ってから瑠菜は近くで不思議そうに見ていた、エルフの子供に話しかけた。


「あの。すみません。」


「魔女さん。お城の使いの人?」


「あっ、はい。申し遅れました。瑠菜と申します。」

「えっと。幸紀です。」



「沙羅でーす!」



俺らは一人ずつ挨拶をし、頭をさげた。



「私はミラジェーン。ミラって呼ばれてます。魔女さん達どうしてエルフの森に来たの?」


ミラは可愛く首をかしげた。
エルフは成長が速いと言われている。
ミラはおそらく、産まれて1年ぐらいしかたって無いだろう。
だが、見た目は人間でいう幼稚園児だ。



「私達は今、やるべき事をやるためにそれを調べる旅をしています。」


「なんか。カッコいいね!分かったぁ!今日は私の家に泊まって行って?」


「良いんですか?」


「うん。コッチだよ。」



こうしてミラの家に泊まることになった。

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