《MUMEI》
祝・TOP100記念 生徒会長×泣き虫
*小説TOP100入り感謝記念*BL?

ここは生徒会室。会長と対峙しているのは何故か呼び出された学年一の泣き虫くん。

「あのぅ……何の御用でしょうか…」

暴君会長と影で言われる程の存在にビビりまくっている泣き虫くん。もうすでに半泣き。

「私の事を生徒諸君はどのように思っているのか知りたいと思いましてね……大丈夫ですか?」

会長の細い指が頬に触れる。

「あ……はい。えっと…」

「遠慮しないで。」

頬に触れていた指を離して真剣な目で泣き虫くんを見る。

「怖い……と思ってるんじゃ……ない…ですかね」

「怖い?確かに…避けられてる感じはしましたが……」

会長は少し考えてから顔をあげる。

「今日はありがとうございました。怖い相手と一対一で辛かったでしょう?」

「そんな事……ないです。始めは怖かったけどいい人だって分かったし。」

「あなたはいい人ですね。怖いと言われない様に努力します。」

その後、泣き虫くんは生徒会室に出入りするようになり、会長は怖い存在ではなくなったという……

* * * * *
感謝・小説TOP100!
初のジャンルで謎だらけの作品がTOP100入り!?って驚きました…

そしてまたもや謎の内容を更新…

感想ありましたらお願い致します。

ここまで読んで下さった方は善人に違いないっ!ありがとうございました!
如月雛菊でした!!

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