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《MUMEI》 会話が途切れてた 眞由美、膝を抱えて俯いてた ………なにが、見えたの？ 眞由美に、聞かれたんだ ……幸せなら、良かったんだ 誰のものでも、眞由美が、幸せなら ……自分で、そうしようとは、思わないの？ ……思えなかったな……あの時はさ 今は？ そうしたい、けど…… 好きだったなら、わかるんだ、 惚れてたなら、わかるんだ 大っ嫌いな奴でも、眞由美が、好きになった、男ならさ…… ……ワタシは逆だよ、 何があっても、貴方を好きでいた だから、今があるって思えるの 変な言い方だけどね、 どうでも良かったから、お洒落もしなかったし、 どう思われてもよかったから、シャワーしなくても、へーきで脱げたよ ………それも、逆だよ 化粧してるよね？、今、 素顔がみたい、そのままの眞由美を知りたい、 汗くさくても、なんでも、 本当の眞由美を、知りたいって、思う…… 抱かれたいなんて思ったことないよ！ レイプなの？ そこまでは、言えないけど…… レイプなら、気にしなくなれるよ 何だったの？ ………答えてくれないの？ 眞由美、黙っちゃったんだ だから、俺も、何も言えずに黙ってたんだ どの位、時間が経ったのかな 眞由美が、ゆっくり立ち上がったんだ 居なくなるのかな そう思った 俺の隣に座った眞由美が 隣に居たいの そう言ったんだ うなづいたけど、眞由美を見れずにいたんだ ねぇ、どんなこと、言われたの？ 全部話して ……言いたくない ダメ、話して これ以上、情けなくなりたくねーよ ……私には、見せて 弱い翔太、泣き虫の将太、全部、見せてよ 責めちゃうもん、眞由美、悪くないのに、 責めちゃうから…… うん、責めて、 嫌だよ！ どうして？ なんで、眞由美を悲しませなきゃいけないんだよ！ いいじゃん、悲しくたって、 よくねーよ！ 翔太 眞由美に抱きしめられたんだ 離して、翔太の、心の中を 全部、話して ………眞由美を、押し倒してた いいよ、好きにして 目を綴じた眞由美 旨を掴んでた、俺 違う、こんなんじゃない、こんなんじゃない！ 私が苦しめてるんだね、ごめんね でもね、はなれる勇気なんてないの、 ごめんね、 ごめんね、 謝らないでよぅ！ 私が話すね 本当に苦痛だったんだ 何やってんだろ、わたしって、何度も思ったわ 浜崎の事とかあったよ、私がなんとかしなきゃいけないんだっていうのも、 でもね、翔太を守れるならってのもあったんだ 翔太からしたら、最悪だよね でも、私なりに必死だったんだ あの時、翔太が私を責めたとき 感じてたんだろ、なんでいまさら俺なんだよ そう言ったんだよ、 私ね、濡れなくて、薬局で塗り薬買ってたんだ 痛くてさ、入れられても 中に出されてるんだろって、私に言ったよね？ 覚えてないんだよね、 一度もないよ、ゴムしなかったことなんて あの時もそう答えたよ 信じてくれなかったけどね、 アイツの子供なんて欲しくないもん、 生でやりたがってたし、お尻もしたがってたよ 蹴り飛ばしてやったけどね 好き勝手に舐めさせてたのは、本当だよ、 お尻の穴まで舐めてたわ ホクロは知らない、自分で見たことないもん 後、何が知りたいの？ 何回やったんだよ？！ 回数って、どう数えるの？ エッチした日？ 射精の回数？ 数えてないけど、初めは毎日求めてきたわね わりと、助け船が入ったの 私が望んでない事は、綾波さんたち、知ってたから 遊びに出たり、とかね 三ヶ月ぐらいよ、付き合ってたのって、 ヤってても５０回ぐらいかな？ 射精の回数でね、 ２回とか、したがってて でも、痛いからって断ったりしてたし あ、そうそう、聞いてたよね？ 車の中とかでもしてるんだろって、 ないよ、一度もないよ 求められたことはあるけど あと、なにかなぁ？ 何が知りたい？ 、 前へ |次へ |
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