《MUMEI》
有名な学校、花頭高校
2015年…
「ここが、花頭高校かぁ…」
私、富士宮香織。16歳。
親の転勤で、転校することになったけど、さみしがってちゃダメだよね…
よーし、頑張るぞ!
えーと…私のクラスは2-2かぁ
よし!
「初めまして!富士宮香織です!
 よろしくお願いします!」
シーン…
あ…れ…?反応が薄い…
でも、私が驚いたのはそれだけではなかった。
なんと、全校児童が全員男だった。
「女かよ〜!」
一人の男が言った。
「なっ…」
私は見下されてるようで、恥ずかしかった。これからどうしよう…
「おいおい瀬長島、言い過ぎじゃないか?」
「だってよ、全校生徒が男なんだぜ?断然おかしいだろ?」
「あのなぁ…」
「なんだよ、隼人ノリ悪いな」
隼人…くんかぁ…
かばってくれたのかな…
「あ、ごめんな富士宮いつもこんな感じでさ」
「あ…ううん」
「俺は隼人。よろしくな。」
「今度お礼するよ。じゃっ。」
なんか…大変そうなスクールライフが始まりそう…

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