《MUMEI》
田内家2
『直樹)此処が俺の家だよ』

しばらくして着いたのは普通の一軒家、、、などではない。
豪華で豪華なお城ではないが
物凄い家だった。

『純夏)…………………』

純夏は車から降りるとポカーンとした様子で
目の前の大きな門を見上げる
直樹はそんな純夏を抱き寄せ門を開けさせ中に入る
純夏は半分放心状態のまま直樹に着いていった

『メイド)直樹様、お帰りなさいませ』

本家、分家とある中
直樹は本家に入り
そこに待っていた可愛らしいメイドが頭を下げる。

『純夏)……ね、腕、、、』

純夏はチラリとメイドを見てはハッと正気に戻りメイドに手を伸ばそうとするが
直樹に止められる

『直樹)行こう』

『メイド)…………。』

直樹はメイドを軽く睨むと純夏を連れて行く
メイドはなにも言わずに腕を隠した。
純夏が指定した腕、と言うのは
手首の裏側にあった
ID番号みたいなのだったのだ、った

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