《MUMEI》
決意
あの日から、隼人君とよく話すようになった。
でも、今だにドキドキは止まらない。
「そんでさ〜」
隠してるのが、嫌いなのが私。
でも、言いづらくて…
「富士宮?」
「あっ、ごめんね考え事してて…」
「なんかあったのか?」
どうしよう…好きだなんて言えない…
「良かったら相談に乗るよ?」
よし…決めた!
「じゃあ放課後…教室で相談にのってくれないかな?」
「…あ、うん」
私、告白する!もう迷わない!

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