《MUMEI》
私は生まれつきツンデレなのよっ!
俺は、高橋君土。
今暇なのでメイドカフェへ行ってみた。どーでもいいけど、暇潰しに。
「いらっしゃいませ〜!」
全く、ここはクソジジイ共がわんさかいる変態喫茶じゃねーか。
二度と来たくねぇ…このクソジジイの戦場に…。
「ちょっと、あんた!」
ドキリ。
「今、暇だから来ちゃった的な顔しないでくんない!?」
「はぁ?」
このメイド…俺の動きを読んでいる…
「大体、あんた誰よ!」
「高橋君土だよ…」
「ふーん…でもこの、青葉夏樹の名前は教えないんだからねっ!」
「教えてんじゃん…」
「なっ…!」
「しかも、変なツンデレ女って…」
「私は生まれつきツンデレなのよっ!」
「あっそ」
「ま、待ちなさい!あんたっ!」
「待たないよーだ!」
「覚えてろよ〜!」
変なメイドだけど、なんか面白いな…

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