《MUMEI》

刀と刀が火花を散らす。

劣勢に立たされた自分の前に立ちはだかった人。

溢れ出す鮮血。

愛しい人の崩れ落ちる体。

視界が真っ赤になった……

・・・・・
「…」

何故この様な夢を見たのだろう。

自分が主を庇うのは理解できる。
しかし、これでは真逆だ。何故自分が主に助けてもらって、主が死んで……

外に出て顔でも洗おうとした矢先、主人と出くわした。

「……!!!」

「何だ?その幽霊でも見たような顔は。」

いつも通りの悪態。
大丈夫、貴方はまだ死んでなんかいない。

ー自分は生きる価値を失ってなどいないー

夢の内容を言うと少し驚いた顔をした。
けど、すぐに普段の陽気な顔に戻って

「愛しい人を守れて死ぬのは本望だけど?」

なんて言うものだから全身が沸騰した様に熱くなった。

「それが片方だけが思っているだけであっても。」

「貴方のこと嫌いな訳ないじゃないですか。」

「〜っ!言ったね?前言撤回とか通用しないから。」

終わり?

* * * * *
オチ微妙…。眠いので字を間違いまくってるかも…

サボり君主×影武者くんは続きを書くかもしれないし書かないかもしれないです。

ここまで読んで頂き感謝感激です♪
ありがとうございます!!
如月雛菊でした。

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