|
《MUMEI》 アリーシア王国での事を話したんだ ターニャとソフィアの事を 閉ざされた世界で生活してると、 歪んでしまう物がある、 ちゃんとした恋愛をする事はきっと、人としてなにかを得ると思う、 たとへ、その恋が実らなくても 人として生きていけなければ、ナチュラロイドも、もちろん、ネオロイドも 別の世界で生きるか、どちらかが滅亡するかになってしまう 俺、凄く真面目に話したのに 綾波さんもミホも笑ってるんだ 俺だって不愉快になる 露骨にあくたい付いたんだ 翔太さま、勘違いなさらないでくださいね ミホがそう言うと そうですわ、 確かに少し前までは、私達ナチュラロイドの、女は…… 道具として使われたこともありますわ、 でも、それは私で最後です え？ そうですよ、女を売るなんて、嫌です、 でも、必要ならば その選択もするかな…… 必要って？ スパイかつどうしてかい？ バカにしないでください！ 翔太さまでも怒りますよ！ 翔太様、私たちも勝ち取ってきましたんですよ、 自分たちを守るために 誰ひとり、そんな事をさせた者は居ません 私で最後です もし、戦いの中で陵辱されても、 信じて戦ってるモノを守るためなら、泣いて忘れます、 殺されるかも知れないんですよ、 殺すこともありますよね、 だから、その前にあげちゃいたいなって、 あまり見下さないでくださいね、翔太様 そうですょ、酷い、 好きになっても構わないですよね？ 私も、慕っております、 まっ更な女の方がお好みですか？ ご満足させる自信、ありますわよ 何もできませんけど、何をされても構いませんよ 誰にも使わせてません、 あ、あの、えっとぅ 翔太様も、わたくし共の未来を、 考えてくださってたのですね 他所のナチュラロイドのことはわかりません 人として生きていきたいと思ってます 翔太様、なぜ、ミホのを見たんですか？ そうですよ、あんな恥ずかしいことまでされたなら、しちゃってくだされば…… 興味本位ですか？ あ、うんとねぇ、そのぅ お答え下さい あ、うん 嫌がるかなって はい？、どうしてですか？ 嫌でも、さらけ出せるのかなって 言葉で言ってても、実際はどうなのかなって 翔太様…… 見たいってのもあったよぅ、 正直やりたい、けどさ その時、テレビが騒いでたんだ 特別報道番組だって、 全ての放送を止めて、どのチャンネルも報道を伝えるようなんだ 始まりましたね え？ 綾波さんの言葉に驚いた 何がおきてるか、わかってる口ぶりだったから これで、ダメなら、戦争ですね、 翔太様、バージン、もらってくださいね、 出撃の、前に あ…… 答えにつまったよ ミホ、翔太様は わかってます、遊びで構いません、 女になる前に死にたくないだけです 、 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |