|
《MUMEI》 冴木の後任の向山にブチ切れた 二度と面を出すなと怒鳴りちらしたよ どうしたの？翔太 アイツ、ムカつく 私も嫌いよ うわっ、ゆ、優子さん 眞由美、貴女の役目よ、こうすると翔太、イライラ収まるのよ 寝てる女は違いますね でしょ？ 優子さんの胸に抱きしめられたんだ 眞由美が、見てる前で 慌てて突き放したけど ただいま、今、向山と会ったぜ、 青ざめてたけどなんか、あったんか？ お帰り、春馬 なんか将太がキレてたわ アイツにはムリだな、翔太をわかってねーっか、 人をわかってねーよ、 わかってるのは政治家の扱い方と、官僚の扱い方だけだな で、なんだって？ 悪いようにはしない、信じろだってよ、 悪くなってんじゃねーか！ なのに何を信じろってんだ！ もう、また将太が怒り出しちゃったじゃない！ すまんすまん、パンツ脱いでやれよ、 おさまるからよ 私の役目じゃないんだけどなぁ、 脱ごうかな？ 春馬ァ、なんで平気なの？ 眞由美にはわかんねーよ、 翔太だからだよ、翔太は特別なんだ、おれらにとってね そうね、本当に春馬と結ばれたのは、翔太がいてくれたからだもんね 妊娠だけはやめてくれよな クスッ、そこは譲れないのね いや、育てると思うけど、嫌がる女形いるからよ そ、育てるって、 うっせぇなぁ、眞由美、早く股開いてやれよ、 翔太と、寝たがってる女、たくさんいるんだぜ そんなの関係ないもん！ 簡単にエッチしない！ あっそう、 優子、腹減ったよ あ、はい、何が食べたい？ ん、パスタ うん 凄いな、午後三時に帰ってきて、 嫌な顔ひとつしないで食事を作るんだもんなぁ 小さな声で、眞由美に言ったんだよね そっち？ 貴方の子供がどうとかって話しは？ 俺がしなきゃなんも、問題ねーじゃん そりゃぁ、そうだけどぅ …………眞由美と、一緒に暮らしてる、 でも、なんもない キスも、あの日だけ だけど、やっぱり楽しいんだ、 一緒に居ると どうだったの？ ん、ダメだな、 １から出直しかもな そう、 春馬さんの事業も、国に取られて 返すよって簡単な話じゃ済まないよ 歩みを止めた事業は、元には簡単に戻らない それに、日本の経済もボロボロだしね 、 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |