《MUMEI》
乳首攻めが大好きな攻めと喘ぐ受け。
*アダルト注意です*


「ねぇ先輩。大好物を前にして、どれくらい我慢出来ますか?」


『は?何?』


俺とエンジェルくんは、只今満員電車に揺られて帰宅途中。


勿論、車内はギュウギュウの寿司詰め状態で、流れに押され片側の扉の前に、エンジェルくんが背を預け、俺が扉に手を着きエンジェルくんを守る形で向き合っている。


電車が駅に着く度に、後ろの人波に押され、俺達は自然と密着してしまう。


「わぷっ!」

『あ、ごめん。大丈夫?エンジェルくん?』


その度に、俺より背の低いエンジェルくんが、押された俺の胸に顔が埋まる。


何度目か、の時に…

「先輩…ごめんね。僕もう我慢の限界みたいです。」

いきなりエンジェルくんに謝られた。

と、次の瞬間。


『へ?』


…チュッ、チュクチュク…
シャツ越しの胸に感じたエンジェルくんの熱い唇。


『な、何して…ンッ』


「シ〜ッ、先輩。バレちゃいますよ。」


上目遣いに、俺を見上げ、ニッコリ笑うエンジェルくん。


…いや、ニッコリじゃなくて…こんな所で…乳首、吸うんじゃねぇぇ…


『ンッ、ャ、ヤアッ、ダ…メ、エンジェルク…ン、ンンッ、ハッ』

俺の小声の静止も聞かずに、エンジェルくんは、シャツ越しに乳首を舐めたり吸ったり、感じてツンと尖った乳首を、キュッ!と摘まんだ。


『ヒッ、ヒャン…ヤアッ、ンンッ』

「クスッ、先輩。何時もより感じてます?可愛い。」


余裕綽々のエンジェルくんを睨み付ける。


ツプン、ツプン…
シャツの釦を一つ一つ外して、エンジェルくんの掌がスルリと胸を這う。


『なっ』


「だから、先輩。シィィ…ねっ?」


…首をこてり、と傾けて。ち、ちくしょう、か、可愛いじゃねーか。って赤くなってる場合じゃなくて、や、ヤバイ…

こ、このままじゃ、電車の中でイカされてしまう。


焦る俺を、笑顔で眺めた後、はだけたシャツの中へと顔を埋めた。


『ハァン、ツゥゥ、ンンッ…』


先程までのシャツ越しに舐められた感覚とは違い、ダイレクトに伝わる快感。漏れる声を押さえるように、片手で口を塞ぐ。扉に付いたままの片方の腕が過ぎる快感にプルプルと震える。


背中に人の体温を感じ、ギクリとする。もしかして、気付いて、覗かれて、聞かれているのでは…不安に顔が曇る。


「大丈夫ですよ、誰も気付いてないですよ、先輩」


俺の気持ちを読んだかのように、エンジェルくんが耳打ちする。


「だから、安心して、気持ち良くなって下さいね、先輩!」


…この〜、乳首大魔王めぇぇ、後で覚えてろよぉぉ…と心で凄んではみたが、結局…


俺達の降りる駅に到着するまで、エンジェルくんの乳首攻めに、へろへにされた情けない俺だった。


…ちっくしょ〜〜う!ま、満員電車なんて嫌いだぁぁぁぁ−−−−。


「先輩、また電車乗りましょうね!」



…横から満足そうな顔した悪魔が囁いた。



おしまい


*****

か、書いてしまいました。大丈夫でしょうか?

エンジェルくんを好きと言って下さった方々、イメージ壊れたらごめんなさい。

いつもポチコメありがとうございます。感謝です。
読んでいただきありがとうございましたm(__)m

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