《MUMEI》

何が変わったの?

優子さんが聞いてたんだ

もっと、知りたい、翔太の事を、
もっと、知って欲しい、私のことを

良いところも悪い所も全部、
強くそう思ったわ

過去は変えられないけど、未来は作れるもん、
私が何者で、翔太が、何者であっても、関係ない
自分の気持ちを貫こう、
もう、後悔するのは嫌だって

時間、掛かったわね

優子さんの言葉に

うん、でも、それが私なんだなって、

うん、自分を認められたら、乗り越えてけるわよ

うん

で、翔太とはどうなんだ?

春馬さんが、眞由美に聞いてたんだよね

気にしてるよ、かなり深いかも、
そんなに私のバージン欲しかったのかなぁ?
お尻の初めてあげたのに

ぶはっ、
びーるが変なとこに入っちゃって、俺、むせ返ってたんだ

眞由美はそう感じるの?

うん、こんなに体を自由にさせてあげても、翔太………

具体的にどんな感じ?

ん、最近は減ったけど、
こんなこともしてたのかな、翔太すぐ、そう考えるのよね
歯ブラシ並んでるでしょ?
アイツととも、そうだったのかって、考えてたもん

な、な、俺、なんも言って、

わかるの!
顔に出るのよ!

きゃははっ、青春してるわねぇ

優子さんが、変な笑いしやがってたんだよね

他にはどんなのが有るんだ?
全部言っちまえよ、
翔太、もう逃げ道ねーからよ、
足掻き苦しんでも、前しか見れねーからさ

春馬さんの言葉に

しうよね、好きだよって言って、膣ない射精までして、
お尻までやっといて、過去が、どうこうで捨てるような男なら、
私がぬっ殺してやるわ

強いぜ、翔太、殺れるか?

簡単よぅ、翔太は好きな女性に手を上げないもん、
一撃よ

くっははっ、どんなに強くなっても、眞由美と優子には一生勝てねーもんなぁ

そうよ、ちゃんとした男は、おんなには勝てないなよ、
だって男はみんな、女から生まれてくるんだもの

そうだな、ちゃんとした奴はみな、そうかもな

俺、なんか背筋が寒かったんだ



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