《MUMEI》

飲みすぎだよ、眞由美

うっさいなぁ!
でね、私を四つん這いにさせるのよ、
指を一本づつ入れてきてね、楽しんでたの、翔太

やだぁ、まだ、そんなに女知らないから、体に夢中なのね、色んなことしてみたくて、

それはいーの、
今は将太のやらしい欲望を受け止めること、
嬉しく思えてるし、
恥ずかしい格好させられても、翔太が、興奮するならって

自分も興奮するでしょ?

う、うん、はしたないなって思うけど、
ドキドキしてるょ

そうよね、見られる快感って、あるものね

でもね、お尻のホクロ見て、思い出したみたいでね
似たような事はしたけど、
濡れてないし喜んでないのにぃ、わたし!
急にイジケてさ、

犯されるようにされたの?

……うん、少し悲しかったな
でも、出すと冷静になるのかなぁ?
乱暴でゴメンネって、急に優しくさ、
文句言えなくなっちゃったんだ、わたし

くすくす、春馬もそうだったわよ

男の人って、そういうのあるんだね?

そうね、女はあまり気にしないもんね、
彼の過去なんて

気にしなくはないよ、私より気持ちよかったとか言われたら死にたくなっちゃうし

そんなこと言われたの?!

ううん、私が一番良いって、きっと、優子さんよりね

何よ、ノロケ?!

そんなに、気になるものなの?

眞由美が春馬さんに聞いてたんだ

人によって違うだろうけどさ、
俺は優子が付き合ったり遊んだりして来た男を、そんなにきにしてねーよ、
けど、薬使って優子を犯した奴らは、深かったな、
ずっと、晴れなかったよ

将太も、そんな感じなのかなぁ?

眞由美、そこじゃねーよ考えるとこ

え?

眞由美が思ってるより、翔太は眞由美を大切に思ってるんだよ、
それは、身体も同じでさ、
転んで怪我しても、自分の体だし、痛かったなで済ますだろ?
将太は物凄く嫌なのさ

そうね、眞由美の意思でしたことだけど、
翔太にはね、

まぁ、本気で好きならそのうちかってに克服するさ、

そうね、それまで眞由美が耐えられるかしら?

ん、どうかなぁ、
二人の問題だからよ

若いっていいなぁ、私もそんな青春したかったなぁ

今してんじゃねーか

くすっ、そうね

俺には全く理解できなくて、
眞由美もなのかなぁ、少し拗ねた様な顔してたんだ

……急がなくていいでしょ?

え?

ダメ?、
……何年も、何十年も一緒なんだよね?

う、うん、ズットだよ!

うん、ゴメンな、男らしくなくてさ

そ、そんなこと、ないょ

なぁ、この機会に聞いていいか?

な、なぁに?

早い、俺…

あ、うん、そうかも

ダイナミックな拳をもらったような衝撃だったよ
自分でも、そうかなって思ってたんだけどさ



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