《MUMEI》 宮本、私を連れてかまくらへ行ってはくれんかね 速水さん、鎌倉を訪ねるおつもりですか? そうだ、 ……構いませんが 私も行きます 眞由美が、言ったんだ、 でも、俺とは別行動だってさ 鎌倉に何があるっていうんだ? 心配しないで、 春馬にも来てもらうから 俺が居たら邪魔なの ううん、ややこしくなるから、 行ってくるね、 浮気したら許さないからね! 真由美が速水さんの車椅子を押してた 見送ったんだ、 春馬さんも行くなら、まぁ、ね ちょっと、いやな予感はしたんだけどさ、 言い切られたらさ、 ちぇっ、留守番か 帰りうとした俺を、クミさんが引き止めるんだよね、 マリコさんも 話があるの、沙里奈の事でねって あの時助けた女の子か、 藤波の妹だったよな……… 、 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |