《MUMEI》

なるほどね、アソコに降りろと

滑走路が見えたよ

バカ正直に着陸の準備してやがったから、

機関全速力な

そう言って、スロットルを開けたんだ

何をするの?!

撃ち落とされたくなかったら、機関席に行け!

歳上の女性機関士に命令したんだ

さすが軍人さん、動いたよ
でも、俺、上官でも何でもねーんだけどさ

機体が揺れてきた

ソニックブームで機体が持たないわ!

それを狙ってるんだよ、

更に高度を下げたんだ

普通の飛行機は、操縦教わったけどさ、
ジャンボはなんか、動きが何やっても遅いよな

速度計がマッハに、なってた

空気を押し退け飛行するジャンボ、
押し退けられた空気が地上に当たって跳ね返ってくるのがソニックブームだ

高度を下げ、エンジン全開で加速してくと、
機体が安定してきたんだ

不思議顔の機関士に

跳ね返ってくるより前に出てれば良いんだよ

そう言って、滑走の周りにあった戦車や装甲車を吹き飛ばしたんだよね、

物凄い風圧の外さ

管制塔のガラスも割れてたよ

高度を上げ、旋回して海に向けたんだ、
けどさ、古くても戦闘機のほうが早いんだね、
ソニックブームから逃れるように高度を保ち、
追尾してた戦闘機が仕掛けてきたんだ

戦闘機は2機
翼の下にミサイルはついてなかったよな?

機銃の弾が当たってた、

翼から煙が出て、出力が落ちてきてた

どうするの?!

……パラシュートないの?
軍用機だろ

怒ってたよ、物凄く罵声を浴びさせられたな

よくそんなに、酷い言葉が出てくるね
普段からそうなのかな、この女性



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