《MUMEI》 さぞかし悔しいだろう、 お前のために作られた女が、俺の子を産むのだ 初物は良い、雑味が無くてな ジオが舐めてたよ、 けど、隙を見せねー やるっきゃねー! 真っ直ぐ、ジオを目掛けて突進したんだ くっ、 ターニャのナイフをナイフで受け止め、 掻い潜ろうとしたけど、 ソフィアの、蹴りが ダメージはない、 このスーツなら、 ちっ、殺れねーよ、くそ、 せめて、気絶してくれ! 手加減をしながら拳を放ったんだ 当たるわけねーよな、 ターニャの蹴りを、両腕で受け止めたんだ 体が壁まで飛ばされた ターン! ぐっ! …………忘れてたよ、綾波さん… 綾波さんの手に握られてる銃から放たれた、特殊合金の弾丸が 俺の腹を貫通してやがったんだ 大人しく、そこで見てろ 素晴らしい体だ、男を知らんから、まだ濡れないのだね、 可愛がってやろう、 舌を出すんだ、眞由美 言いなりの眞由美 くちゅ、ちゅばっ たまらんね、美しい顔をしている 眞由美の、舌を舐め回し、吸い、 顔を舐めてるジオ 眞由美の、股間を触りながら 信じらんねーよ、 眞由美が、ジオの頭を抱きしめてた ふふっ、可愛い女だ、 そうか、私を選ぶか 指で奪うにはあまりにも勿体無い 眞由美からキスを求めてた ジオに抱きつき、激しく求めてたんだ 俺を見ながら眞由美と舌を絡めてやがる、 勝ち誇ってやがるんだ その時だった! ぐおおっ! ジオが、おののき、後ずさりしたんだ、 目、耳、鼻から血を吹き出して そこにソフィアの蹴りが、 そして、ターニャが、綾波達を! 何が起こったか理解できなかった だけど、隙がはっきり見えてたんだよ! もらったぁ! ジオ! 触手! 左腕を持ってかれた、 だけど、ジオの右腕を破壊できたよ 俺の拳を受け止めるなんざ、間抜けだね ボコボコと膨れ上がり、破裂してたな、 けど、俺の左腕も、動かねー、 鎖骨から砕かれたようだ まだだ! ちっ、逃げる眞由美を触手が襲いやがった! とっさに背中でかばっちまった! 直撃! ぐおっ! 波動でダメージは軽減できたけどよ、 くそっ、怯むな! ターニャが、壁まで飛ばされてた、 追撃! いけない! ソフィアがターニャに体当たりするようにして、追撃を避けさせたけど、 触手がソフィアを! ぐあああっ! 翔太ぁ!! 眞由美の、叫び声 俺の名を呼んでた ジオは、まだ、その顔から血を流してる、 そうか、操られてなかったんだな、 眞由美も、ターニャも、ソフィアも、 触手が俺の腹に突き刺さってたよ 間抜け目、女を、かばうなど、 マヌケはお前だ! 腹に突き刺さされた触手から、波動を送ったんだ! ぐおおっ! ちっ、ジオのやつ、自分で触手を切り裂きやがった! ジオの両腕を破壊できたけどよ、 ダメージ、もらいすぎだな 私の催眠がとけたというのか?! 馬鹿ね、わたし達には通じないわよ そんなもの! そうよ、退路はないわ! 迎えはこの島に近付けないわよ、 諦めなさい! ターニャとソフィアが、眞由美の、前に立ちはだかり ジオに言ってたんだ そうかな? ジオの奴、不敵に笑いやがったんだよね 、 前へ |次へ |
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