《MUMEI》 眞由美が、止めてけれたんだ 優子さん、俺を叩いた手が腫れてて赤くなってたよ 俺の頬も腫れてるけどね 珈琲を入れたんだ、懐かしいなぁ この、キッチン 何、ご満悦な顔してんのよ?! だって、やっぱさ、 いいなぁ、この珈琲が一番 春馬さんが、タバコを出してくれたんだ ありがと 火をつけ、一服した時だった 眞由美、半年眠ってたんだぞ 春馬さんが、言ったんだ え?! ひと月よ、後は意識あったもの 眞由美の言葉 死にかけてたんだぜ、 俺とゆうこがアシーリアまで行って、連れて帰ってきたんだ そ、そうなの?! ゼルダの伝説さんが、手配してくれたわ、 エヴァの、協力もあってね、 フライングベースに乗ったの、 ナチュラロイドじゃない、私もね シークレット機だよ? 羽田に降りたんだ、もう、シークレットじゃねーよ は、羽田にぃ?! 大統領命令だそうよ そ、そうなの? 会ったんだってな、アメリカの大統領とよ う、うん…… 偉くなっても、馬鹿のままね 眞由美が、言ったんだよね ねぇ、気配を感じたの? 私、車に乗ってた? え、あ、……うん、 誰が結婚するの? へ?………… うわぁぁっ、 眞由美に首を掴まれたんだよね 波動!………… 一瞬、勝手に体が警戒したよ、 でも、なんて暖かい波動なんだろ 目を閉じて、それを受けてたんだ 不思議だ、細胞が活性化してるような、 ま、眞由美? 優子さん、邪魔しないで ………優子、俺たちには、わからないよ うん …………応えて、くれてるね、翔太 暖かい………強くなってるね、ちから うん、缶詰開けれるわよ そうなんだ……… !…………何だろう? わかる、 アリーシア、お願い、将太を帰してぇ!! 眞由美の、波動 眞由美の、髪が、まるで強風になびいてるみたいに 記憶、ハワイでの記憶か、 誰?! 私が離れたら、この体は無くなるわ 必ず助けるわ! 貴女、ナチュラロイドね? 覚醒遺伝子を持っているのね、珍しいわね アリーシア、お願い、 私をあげるから将太を帰して! 私もくれてあげるわ 翔太を、返して な、んだ、 アリーシア、実在するのか? 知らない女の声 これがアリーシア、君の声なのか? フライングベースでアシーリアへ、 眞由美に、輸血されてる もっと、取って 危険よ、波動を送りっぱなしでしょ?! 傷が治癒してくわ、 必ず助ける、死んでもいい 悲しむわよ、貴方が死んだら お別れしてるから、もう、 無理しちゃって、来たわ、サーシャさんたち、 変わろう、貴女程じゃなくても使えるって それって、 うん、たくさんエッチしたからかもね ヤリチン 独占できないよ、きっと、 もう、別れてるの 休んで、本当に死んじゃうわ 大丈夫なの? マッハで、飛んでるんでしょ? ネオロイドよ、移って来るわよ、 そうよね、翔太のためだもんね、 眞由美? アンプルを、心肺が低下してるわ! ………… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |