《MUMEI》

たくさん話したいことあったけど、
眞由美も、話したいって、言ってたけど

眠ったんだ、そのまま床でさ

眞由美を、抱きしめて

やりたかったけど、眞由美を、腕の中に抱いてたら、
なんか、安心しちゃってさ、

明るくなってて目が冷めて、
キスで起こして

まだ、返事もらってないけど
でも、眞由美も、キスに応えてくれたから、

エッチ

触りたいよ

タイミング悪いよ、生理来ちゃってる
遅れてたのに、

遅れてたの?

あー、なんか変なことかんがえたでしゃ?

え、ってか、遅れるって

そんなの、普通よ!
エッチしてないからね!

噛み付かれたんだ

痛いよ

治してあげるわよ、私の波動で

痛みは同じなんだよ?

見る?、膜あるよ

また、再生したの?

あー、何、その、言い方ぁ!

ぁは、ジョークだよ

本当にしてないよ

わかったよ

わなってない!

何喧嘩してんの?!

優子さん

あら、お楽しみだったの?
って、着替えてないの?

寝ちゃったの

起きてるなら来て、すごいことになってるわよ

え?

ほら、エッチなんていつでも出来るでしょ?

あ、優子さん

顔も洗ってないし、歯も磨いてないのに

でも、テレビを見て驚いたんだ!

春馬さんが珈琲を入れてくれてた

これって?

そうだよ、アシーリアの条件を飲んで、
ナチュラロイド協定に入るのさ

反対勢力だっているよ!

お前を敵にまわしてか?
コードネームsho-o
日本にいると、なれば、
自ずと治安が守れるのさ

敵も、来るよ

好都合だろ?
アシーリアを、襲われるより
エヴァが、狙われるより

日本は都合悪いじゃんか!

そうかな?
迎え撃つ準備が出来るだろ?
それに、ナチュラロイド協定に入らなければ、守ってももらえない
初めから選択肢はひとつしか無かったのさ

強引なやり方は逆族を生むよ、
遅かったぐらいだよ

春馬ね、可決しないなら日本から社を撤退させるって言ってたわ、
かなり納税してるものね

まぁね、俺が稼いでないけどさ、
エヴァの、特許の、おかげかな

なにそれ?

知らなかったの?
ほら、この服もエヴァの、特許のひとつよ、
紫外線ブロックなのに、この肌触りよ

警察用のナチュラロイドスーツにも使われてるよ、
発汗はさせて、でも、有害物質は肌に触れさせない

あ、会見が始まるわよ

俺、困惑してたんだ、
嬉しいけど、でも、
絶対にムリだと、思ってたから



前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫