《MUMEI》

お客だぜ、

え?

テレビに釘付けになってた俺に、春馬さんが言ったんだ

カップ足りるかしら?

そんな呟きを言いながら、優子さんが珈琲を入れ始めたたんだ

あ!

ご無沙汰してます

元気そうでよかったわ

男前になってるわね

元、冴木のスタッフ達だ

冴木と酒井さんも来てた

どうしたの?
翔太、浮かない顔して

なんだ、呼び捨てにしたのか?

ダンナが呼び捨てにされてるからね

どうぞ、カップがバラバラなのは許してね

優子、お構いなく、
直ぐ戻らなくちゃならないから

忙しくなっちゃいますね

眞由美が酒井さんに言ったんだ!

下準備は出来てるわ、一気に駆け抜けるだけよ

はい

準備?

眞由美に聞いたんだ

絶対に将太は戻って来る、そう信じてたから

酒井さん?

私がいるのよ、帰ってくるわよ

そうね、眞由美が、いるものね、日本には

俺、困惑して、色んな事を考えちゃってるのに、
な、なんだろう、この緊張感のない会話は

翔太、問題が無いわけじゃねーけどよ、
俺達に任せろ

冴木?

そうよ、何もしてこなかったわけじゃないわよ

酒井さん

足りなかったのは、貴方だけよ

眞由美?

それに、強い追い風が吹いたしな

そうね、春馬の嫌がらせも効いたしね

酒井、人聞き悪い事言わないでくれよ、
暮らしやすい国に行くのは普通のことだろ?

日本が暮らしやすければいてくれるんだよな?

勿論だよ、冴木

頼むぜ、春馬

みんな、呼び捨てだ、
な、なんだろう、何が変わったんだろ?

春馬、ほらよ

お、気が利くな、冴木

マスコミが騒ぐ、しばらくバカンスして来いよ、
奴らも迂闊には動けんさ

そうだな

せいじてきな戦いって奴を見せてやる、
戦えるのは翔太だけじゃねーんだ!
俺達の番だぜ!

はい、
はい、
了解です

折角だから、珈琲いただきましょう、
飲んだら突っ走るわよ!

はい!!

……綾波さんが、来たんだ

全員ハイチに付きました

ありがとう、頼りにしてるわよ

酒井さんと、綾波さんの会話だった

俺一人、わかってないんだ

眞由美が、俺の手を握って来たんだ

仲良くなったの?

酒井さんが眞由美に聞いてた

これから仲良くなるの

そう、早くしてね、順番待ちしたるんだから

なによ!それ!

洗脳されてたまるもんですか!
冴木、いいわよね?

ちっ、好きにしろよ

中に出してもらうわよ

ろこつな言い方すんなって
お前楽しみにしてんだろ?!

スポイトかなんかでしなさいよね!

嫌よ、抱いてもらうわ

ざけんな、エロババー!

そうよ、エロババーで構わないわ、
皆の翔太よ

翔太!
そのヘンテコなフェロモン押さえなさいよね!

んなこと、言われても、
俺、わかんねーしぃ!

美味しかったわ、ごちそうさま

じゃぁ、俺たちは戦ってくる、
のんびりしててくれ

冴木達が帰っていったんだ

出掛けるぜ、マスコミが騒ぐからよ

春馬さん、そう言って、
俺と眞由美を、急かしたんだ

まだ、顔も洗ってないのに



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