《MUMEI》 かっこわりー、俺、鼻血、出しちまった 一人リビングに戻り、ティッシュを詰め、 首の後ろを冷やしてたんだ 眞由美が、来た 入ってなよ、せっかくの温泉じゃん 翔太が、いない場所で裸にはなれないわよ 見せれるんだね、春馬さんには? ………嫌だった? ん、半分かな? 後の半分は? ………興奮した そう、エッチはしないよ、 ………見てみたい気もするけどさ え?! ………その気になったら眞由美は出来るだろ? ………わかんない、 裸ぐらいなら、へーき、 アイツにも? ん、それはしないわ、翔太が嫌がるから、 でも、見られてたよな? ハワイで 命がどうこうよ、裸なんて気にしてないわ 悔しかったなぁ、敵に奪われて 貴方の女じゃなかったときよ、 俺の女じゃなかったから、準備できたのか? そうよ、あんな検査もしちゃったしね、 外務省が私を捉えに来たわ、 子宮を検査するって そうなの? 裸ぐらいね、でも、彼らには嫌よ、 信用してないもの 拒否したわ そしたら、ヤマトと綾波さんがね、 殺りあったのか? なりかけてたわ ったく、糞たれだな 翔太、昔の私はもういないよ、 あの頃は、大切にしてなかったの、 将太が思う程、自分の体を大切にしてなかったわ 今は違うの? 違うわよ、生まれ変わったの でも、春馬さんには見せれるんだね うん、嫌なら止めるわ 嫌じゃねーよ 本音を聞かせて 嫌じゃねー、けど、俺が一番じゃなきゃ嫌なんだよね、 ずーっとだ!死ぬまでだ! うん、約束するね 待ってて 俺の頬にキスをして、眞由美が離れてったから、 露天風呂に、戻ったんだなって思ってたのに 、 前へ |次へ |
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