《MUMEI》

命乞いをする、この、おっさんは、
あちら側の博士だそうだよ、

ジオの持つ力を、研究してるってよ、
元々は、サーディスを飼い慣らす力

知能の高いサーディスも、いるけど、
それは、産まれても何年も生きてたネオロイドで、
カタワで生まれてきたり、
子宮の中で死ぬ前に取り出したネオロイドは、
言葉も話せず、知能も低いそうだ、
なぜなら、生き延びさせるために、ジェルバ遺伝子を組み込むからだそうだ

痛覚もない、死の恐怖すらない?!
ふざけんな!
確に、俺の言葉を聞き分け、うなづいた

止めろ、翔太、生かしとく
離してやれよ

ちっ、

おっさんの胸ぐらを掴んでたんだけど、
床に捨てるように離したんだ

た、頼む、痛み止めをくれ!

くれてやるよ、どうしたら島民の洗脳が解ける?
答えろ
水に仕掛けがあるんだろ?

そ、そうだ、それと、フィールドが崩れれば、頼む、痛みが酷いんだ、は、早く!

フィールドの、電源は?!

し、島の、は、発電所だ!
は、早くくれ!

なんて言ってんだ?
そのオツサンはよ

発電所だ、フィールドを崩せば、洗脳は溶けるらしい、

行くか?

ああ、行こうぜ

まて、待ってくれ、痛み止めを!

洗脳が解けるの見てからだ!

言い放ったんだ

語学か、必要だな

ヤマトが呟いてたよ



前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫