《MUMEI》
職員室〜Gの慌てぶり〜
キンコーンカンコーン〜♪
キンコーンカンコーン〜♪

清掃開始のチャイムがなった

私は職員室掃除だ

私はいつものように黒板の
清掃をする

担当の先生が
「無言清掃だ!」
とかなんとか言って
みんな静かだ

そんな沈黙の中
それを割るように
あの人がきた!

ドンッ ドシッ ドンッ ドシッ

あいつは静かに歩くってことは
できねぇ〜のかよ!

いちいち来るだけで
迷惑だ

そして入ってきたと思ったら

「私って今日、出張でしたっけ?」

いやいや出張でしたっけ?って

「そーだよ
今日G先生、出張だよ」

「えーっと
何時からだっけなー
3時・・・30分?・・・30分!?」

時計の針はすでに
3時40分をまわろうと
していた

「やばっ!
もう会議始まっちゃってるじゃん!
え〜
どうしよ〜」

そういってもねー

自業自得じゃん

「G先生、とにかく電話入れといた方が・・」


Gは素早く電話を入れた

「あの〜もしもし〜
壱中学校のGと申します〜
あの〜
今、そちらで会議していると
思うんですが…
いまから学校でます!
すいません!」

Gは異常に大きいバックを
背負って職員室をあとにしよう
と、したのだが

「失礼します!
あのG先生!
ごみ袋ってどこですか?」

いく早々
捕まってやんの〜

マジざまーだわ

生徒の用件も終わって
やっと職員室をあとにした

数秒後

ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ

なんかキター

「ゼーハ〜ゼーハ〜
筆箱忘れた〜!
それでは今度こそ
行って参ります!」


ドッドッドッドッドッドッ

あ〜もう!

煩い!
やっといってくれたよ

ずっーと
いられると邪魔なだけだし

見るたび可笑しくて
笑っちゃう

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