《MUMEI》
学校
私はいつもの様に、したくをし、学校へ行った。


「陸海ィおはよう!」

「おっはよう!」

「おはよう・・・。」




私の友達。上から、
本城 菜々子(ホンジョウナナコ)。サボり魔でヤンキー(?)だけど、運動神経抜群!部活に入ってないから、助っ人で試合とかよくでてる。
意外にいい人。

次、
笹川 葵(ササガワアオイ)
霊感が強いらしい。
見えるだけっぽいけど・・・危険感知の能力は抜群。
人懐っこい性格なため、誘拐経験あり↓
・・・あっちゃ困るよな。

最後、
松下 咲姫(マツシタサキ)
はっきし言うと天然。
皆から好かれるタイプってことだよね。
成績優秀。テストはいつも満点。あれは天才としか言いようがないよ。






「おはよう。」

私は荷物を机の上にのせた。


「ねぇねぇ。呪いの指輪って知ってる?」

葵が話を持ち込んだ。


「なにソレ。」

「呪いの指輪?そんなのあるの?じゃあ。呪いの指輪があるなら、幸せの指輪もあるよねぇ?」

菜々子と咲姫は本気にしていないようだ。
咲姫なんてちゃんと話通じてんのかなぁ?


「もう。ちゃんと聞いてよ。」


ヤバい。葵がいじけた。


「っで?呪いの指輪って何?」

私はすかさず聞き直し、ボケてる咲姫と冷たい態度の菜々子を睨んだ。

「おぉ〜怖ッ」

菜々子はソレに気付き、冗談を言った。

「えー。何何?何がぁ?」

勿論、咲姫は気付くハズがない。


「でね?呪いの指輪って言うのは・・・「キーンコーンカーンコーン」あっ!鳴っちゃった。しょーがない。またあとでね。」


葵が喋り始めた時、丁度良くチャイムが鳴り、聞くことが出来なかった。

ちぇっ。


私は席についた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫