《MUMEI》 眞由美はどうしてへーきなの? わたし? べつにへー気じゃないわよ、 すっごく嫉妬したもの…… でも、良いって言ったんでしょ? ……うん、言ったよ 言わなきゃ絶対しないもん… スッゲーよな、俺ならやりまくっちまうかもな、 綾波のチーム、可愛い娘ばっかだもんな そう言った宮本さんに 貴方はそれだけの女を愛せるの?! 綾波さんが強く言ったんだよ ………無理だな、だから一人しか口説いてねーんだよ ………わかってるんだ? まぁね、愛にも色々あると言う奴も居るけどさ、 愛はひとつしかねーんだよ、 見返りを求めたら愛じゃねー、 愛した人を、どれだけ愛せるか、 愛してるからこそ、離れた方が良いと思う馬鹿も居たっけな、 でもよ、そばに居る それも愛なんだよな 語るわね、 まぁね、綾波、ヤマトと寝たのは愛か? 答えて欲しいの? 勿論だ、 同情かな、それに、私もセックスしたかったしね そらから? それだけよ 違うな 知った風な口を叩かないでもらいたいわね 甘えたかったんだろ? 肌だけでもさ 届かぬ想いは俺も同じだぜ ……凄い口説き方ね、 それで、寝てあげると言ったのを断ったの? まぁな、体だけじゃ要らねーよ やりたいくせに、 やりたくねー訳ねーだろ、 惚れてるんだからよ ………ちょっと、役不足かな ちっ、見てやがれ、ぜってー惚れさせてやる 楽しみにしてるわ けっ、 体から始めれば良いのに? 宮本さんと綾波さんの会話に、 アキナがそう言ったんだ 有りだよな、そんなのもさ、 でよ、あやなみにはそれは通用しねーんだ、 宮本さんの言葉に 始まらないことも、あるもんね 眞由美もそう言ったんだよね 好きになりきれなかったの? アキナが、眞由美に聞いてたんだ ………今のヤマトの方が好きかな 眞由美がそう言うと 俺もだ、今の眞由美の方が好きだよ ヤマトが言ったんだ なのに、アキナを、口説くの? そうだよ、 どうして? 好きにも色々あんだよ わかってんだろ? まぁね わからせて、私にも アキナが眞由美に聞いてたんだ、 、 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |