《MUMEI》 外務省の役人二人を連れて、あの女がやって来たんだ 玄関先で待ち伏せた 久しぶりだな、ダリアン あら、名前を覚えてくださったのね、 迸る、雄の香りがしてるわ、 最後にまぐわえて良かったわね、その女はもらってくわよ お断りよ、売約済なのよ 眞由美が、ダリアンに言ったんだ、 ビビってねーのはスゲーけどよ、 外務省に逆らうというのかね?! 洗脳されてねーよな、このオヤジ…… 悪いが風雅は日本の都合は関係ねーからよ、 女一人で平和が保てるんだ! 渡せ! この男も、洗脳されてねー、 何があるんだ、外務省とダリアンの接点は… 外務省がお仲間なのね? 眞由美の言葉に あら、仲間なら他にも沢山いるわよ 何処にだい? !、そんな?! ダリアン、貴方の洗脳は、わたし達には通用しないわよ …………そう、なにかしてるのね、 小賢しいわ、 くすっ、でも、一人で充分よ、 覚醒してないネオロイドと未熟なナチュラロイドしか居ないものね いきなり触手かよ! バキィィーーン! 綾波さんが、放たれた触手を、叩き切ってた! 電磁サーベル! アメリカのナチュラロイドの武器だ! 投降しなさい、 もしくは、死ぬか、選ばせてあげるわ ………ナチュラロイドよね?貴女… 動かないで! 撃つわよ! ミホが、ライフルを構えてた そんなもの、私には通用しないわ ダーン! ミホが、引き金を引いた もうひとつの触手で弾丸を払い落としたはず、 だが、触手がぶち切られてた どう?、一発一億円の弾よ、 連射してあげましょうか? ダリアンの、表情が、豹変してた 綾波様、後続のナチュラロイド部隊を鎮圧してきました、 そう、ご苦労さま、 さぁ、後はあなた一人よ !お前ら、テクノ化したな?! ナチュラロイドの、分際で生意気な! テクノ化、止めてよ、女の柔肌に機械なんて入れないわ 入れるのは、素敵なペニスだけよ ダリアンが、外務省の役人を人質にしたんだ 無駄なことを、盾にもなりはしないわね 止めろ、何をしておるんだ! そんなことをしたらどうなるかわかってるのか?! 風雅は日本に興味はない! ミホ、撃ちなさい! はい! 核爆弾が持ち込まれてるのだぞ! 言ったはず、日本に興味はないと、 ミホ! 綾波さんの声で ダーン! ミホが引き金を引き、ダリアンの体が舞ったんだ 、 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |