貴方の中の小悪魔
を知る神秘の占い

《MUMEI》
File.13 荒天酒店から逃げた強盗
何故?
僕と葛城さんは買い物中なんです。
ほったんは薄井さんでした。
「酒が…ない…」
超ブルーな薄井さんを気づかって葛城さんが声をかけた。
「私が買ってきましょうか?」
「良いの?!」
「はい!」
「麗子は良い奴だ!じゃ!前田君も一緒にね!」
「えっ?僕もですか?」
「荷物持ち!」
「…はい…」
「気合い入れろ〜!」
「はい!」
ジョンさんと柳部長は別件で出ていたため僕らは好き勝手やってる薄井さんの相手をせざるえなかった。

「はぁ…」
思わず出た溜め息に葛城さんは笑いながら、
「陽子さん苦手なんですか?」
「はい…少し…」
「そうですよね〜!大変です!けど私の先輩なんです!嫌いにならないであげてくださいね!」
「努力しますよ。」
僕は苦笑しながら答えた。
薄井さん御用達の酒店、[荒天酒店]についたその時だった。
「強盗だ!捕まえてくれ!」

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