《MUMEI》

目が覚めると、隣にアキナが寝てたんだ

アキナの、部屋
アキナのベット

俺、しちゃったんだ
セックス………アキナと、したんだ

ん…………ぁ……

おはよう

……………ぉはょ

どしたの?

な、なんか、恥ずかしぃ

アキナが布団に潜っちゃったんだ

アキナぁ

え?

…………だめ?

………したいの?

う、うん

7回も、昨日したんだよ?

だ、だってぇ

ねぇ、答えて

な、なに?

すっごいしたかったの我慢してたの?

う、うん

余裕があったわけじゃないの?

余裕なんか欠片もないよ

………どうして、我慢してたの?

い、言いたくないなぁ

ダメ、言って!

…………ふたつ、ある、
ひとつは、ほら、下手とか言われたらとかさ

………わたし、逝ったよ、見てたよね?

う、うん

もうひとつは?

………乱暴に、しちゃいそうで……

私の過去の事で?

そ、その、なんていうか

悔しい思いさせちゃって、ごめんね
この先も、私の事でバカにされたり、
嫌がらせみたいなこと言われること、あると思うけど

そんなの全然関係ないね
気にしてることは、人の目じゃねーもん

なんなの?
…………ちゃんと言って!

……俺、心配症なのかな、
アキナに悪さしてくるやつ、居るかもしれない、
それで、アキナが悲しい思いしたら…

戦えるよ、
ノブが、大事にしてくれるから
ノブが私の事、わかってくれてるから
ノブが、いるから、強くなれる

アキナ………

来て、抱いて、ノブ

朝からしちゃったんだ

俺、断りもせず、アキナの、中で
果てたんだ

その時アキナが
凄く悶えて

………わたし、変なのかなぁ?

お、俺に聞いてもわかんないよ

昨日も、シーツが冷たかった

今朝も、まるでオシッコ漏らしたみたいに

あ!

どしたの?

…………ノブが、でてきた

え?

や、やだぁ、み、見るの ?

見せてよ

や、は、恥ずぃょぅ

アキナの割れ目から、滴ってたんだ

遅刻しちゃうよ!

う、うん

慌てて支度したんだ

朝から3回も、しちゃったんだよね

やり過ぎると、嫌われちゃうかも

セックスって、気持ちいいんだなぁ
こんなに、良いなんて、思ってなかったなぁ

待って、化粧しちゃうから
一緒に行こう

うん

……………

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫