《MUMEI》 姉貴姉貴の旦那さんに、部屋の保証人になってもらったんだ 何か言われるかなって思ったんだけど、 いいよ、って 簡単に引き受けてくれたんだ 姉貴が来るってさ、 買い物ついでにって、わざわざ東京で服買うのかよ…… アキナは春休みに入ってたけど、 俺は受けたい試験とかあって 姉貴が来るのは夕方だろうし でも、部屋を掃除しときたかったんだ アキナが、してくれるって、 隣の男が気になるけど しっかりしてれば犯されることなんてそうないわよ 私が間抜けだったから、やられたの、 信じて、 しんぱいしすぎよ、 嬉しいけどね うざいわよって、聞こえたよ だからさ !、ばか…… 朝の満員電車で、アキナに触ったんだ スカートの中を触り、 おしりを揉みまくって、 こっち向かせて、前から手を入れて、 指まで入れたんだ 痴漢だな、俺 言いなりになってるアキナを、他の男が触ってきてさ 慌てて電車を降りたんだよね もう! ノブのせいだからね! ビックリしたね お尻触られちゃったじゃない! ごめん…… 外でするのは嫌よ、 う、うん また、変なこと考えてるでしょ? 公園とか、 あの頃は、大切にしてなかったの、 見られてもいいやって、 今は出来ませんからね! ……うん 俺、自分のアパートまで、アキナを送ったんだ やっぱ、隣の男がちょっとね ありがと、鍵閉めとくから うん あ、ノブ アキナ…… だめ、遅刻するよ、危ない日だし だって、何日もさせてくれないじゃんかぁ 暫くエッチ禁止よ! え?! 自分でしても浮気だからね! アキナぁ ほら、試験行ってきなさい したいょ だーめ! ちえっ 諦めて、部屋を出たんだ でも、指にアキナの、匂いが 好きだなぁ、この匂い …………… 前へ |次へ |
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