|
《MUMEI》 帰宅する前に、カー用品店に寄ったんだ 小物を買ったりして、 自分たち風にしたんだ それから携帯電話を二台同時に充電出来るようにしてさ その、足で、ホームセンターに言ったんだよね カーテンとかさ 食料品も そして、生理用品と、避妊のスキンをかごに入れたアキナ 付けてね う、うん レジで、恥ずかしかったのは 俺だけ？ 男の店員 チラッと、俺を見てたな アキナが買ってたの？ 車に戻って聞いたんだ まさかぁ、買わないよ、 嫉妬しすぎよ……… ………ごめん 羨ましいと思ったかなぁ？ レジの人 思うだろうね、俺の顔を見てたもん くすくす、見てたね、 ………もっと、良い女になるから、 絶対恥をかかさないからね！ それ以上綺麗になられたら、ただでさえ心配なのにぃ 冗談ぽく言ったんだけど、マジなんだよね、 心配でさ…… 誰より私の事わかってるでしょ？ お金や、家柄とかじゃないよ、 私はノブを、選んだの ………ありがとう、 しあわせにする、やくそくする うん、今も、幸せだよ イチャイチャしながら帰ったんだよね …………… 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |