《MUMEI》

やらしい女なの

アキナが、言ったんだ

エッチなことしたかった
見せつけられてたってのも、あるけど、
彼氏が欲しかった
大切にしてくれる彼氏が欲しかったの…

だから、最後までしなかった

でも、抜いてあげなきゃ、
………何だろうね、今思うと、何してたのかなって思うよ

大切にされたいのに、自分で自分を大切にしてないんだもんね………

タクヤさんの、知り合いなら、
無茶はしてこない、
勝手にそう思ってたわ、

最近よ、色んな事がわかってきたの
色んなことが繋がってきたわ、
頭の中でね

私はいつも、その場しのぎだったの

だから、頑張ってこなかったから、
何も持ってなかったわ

貴方を好きになって、何も武器が無かったの……

だって、全然違うんだもん
私の見た目を周りに自慢したがらないし、
やりたい筈なのに、我慢してる……

楽しければよかっただけなのに、
苦しくなってきてたの…

利用するつもりだったのに、
気付いたら………

一生懸命、体裁作ろうとしたんだ

好きじゃないから、 シャワーもしなくてエッチできた
ノブは、その方が本当の私だから、
それを知られてるのが悔しいって…

好きな人に汚い姿見せたくない
アナルセックスなんて出来ない!

好きじゃなきゃ、おしりの穴なんてキスできないよって

ぜんぶ通用しなかったの!
体裁すら作れなかったの!

全部壊れたら………ただ、好きだって気持ちだけが残って、

そしたら、ノブの悔しさや痛みが、
本当の意味で理解できたの
プライドとかじゃないもんね
独占させてあげたかった
バージンだったらって、後悔した

ないものねだり……

私、他人がどうとか関係ない
だから、全部話す
タクヤさんに、ドキドキしてるよ
たくさん意味があるの
女として認められたいとか、
そういうのもあるけど、
…………わりと、好きなんだ
けどね、愛してない
昔の私だったらエッチしてたかな、
してもらえたら、だけどね

そう話したアキナが、少し不安そうな顔を見せたんだ

…………

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